相続放棄をしたらお墓の面倒は見なくて良い!?

相続の話になると必ず出てくるのがお墓の継承について。相続放棄をしたらお墓は関係なくなると思われがちですが…実際は違います。

相続放棄をしたらお墓の面倒は見なくて良い!?

兄弟がいると、不動産やお金の相続について話し合うべきときがきます。

遺言書によってきっちり指示されていれば問題ありませんが、遺言書を準備しない人も多く、相続に関しては兄弟であってもけっこう揉めてしまうのも事実。

その中でも、誰がお墓を継ぐのかというのもよく議題にあがることです。

一般的には、もっとも多くの財産を相続したものがお墓も継承すると思われており、

仮に相続放棄をした人がいれば、その人はお墓の面倒を見なくても良いと認識されがちですが、実は違います。

お墓は、不動産やお金などの相続財産には含まれません。

お墓は祭祀財産となり、そもそも遺産分割や相続放棄とはまったく関係ありません。

つまり、相続放棄をしたからといって、お墓の面倒は見なくて良いということにはならないのです。

祭祀継承者は、被相続人が指定することができ、指定されたらその人がなりますが、指定されなかった場合にはその家の慣例に従って決めます。

この際、相続放棄をした人であっても、祭祀継承者になることはできますし、祭祀継承者にならなくても、お墓の面倒を見る権利はあります。

よく相続放棄をしたからお墓の面倒は見ない、と言ってしまう人がいますが、それは違います。

相続放棄とお墓とはまったく関係がないということを理解しておきましょう。

お墓はその家に代々継承されてきたものであり、大切な先祖を祭る場所です。

相続のどうこうに関わらず、皆で面倒を見ていくという心掛けが大切です。

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